食に関する話

レシピ本『最強ずるメシ/マルサイ著』感想:毎日の食卓に使えるズルテク満載の本!

ずるメシ感想レビュー

毎日の食事の支度、
そもそも献立を考える時点で
面倒くさいですよね。

この大変さを楽にする
レシピ本を今回はご紹介します。

料理研究家のレシピ本ではなく
3人の男子を子育てしている
イラストレーターの方の本です。

男子3人の育児をしながら
家事に仕事に忙しそうな
著者のマルサイさん。

彼女自身は
食にこだわりは無いそうです。

ですが食べ盛りの家族に
キムチご飯かお茶漬けで
すませるわけにはいきません。

料理がそこまで
好きではないからこそ
実生活で生まれた
楽する(ズルする)
テクニックが盛りだくさん!

そんなレシピ本についての
レビュー記事です。

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レシピ本レビュー『最強ずるメシ/マルサイ著』

タイトル:がんばらなくてもデキてる風 めんどくさがり母さんの最強ずるメシ
著者:マルサイ
出版社 : 扶桑社 (2019/8/2)
発売日 : 2019/8/2

献立を楽に決める3つの方法

私が『最強ずるメシ』の中で
真似をしたいと思った方法から
上位3位までご紹介致します。

第3位:味付けは同じで素材だけ変える!

コウケンテツレシピトマトのナムル
目次で言うと5章に当たる
テクニックです。

『最強ずるメシ』の中で
紹介されているのは
こちらの4つ!

  1. マーボー
  2. きんぴら
  3. ゴマあえ
  4. ナムル

例えば麻婆味であれば
キャベツ、大根、白菜
厚揚げなどが紹介されています。

基本的にはどれも
素材1種類が基本で
味付けも同じパターン。

そういえば
料理研究会のコウケンテツさんも
野菜はなんでも
ナムルにすれば良いと
提案されていましたね。

▼おすすめ記事▼
料理が好きだったのに嫌になる日が増えてきた人にオススメの本(コウケンテツ著)
本当はごはんを作るのが好きなのに_コウケンテツ著

第2位:味付けは4種類でまわす

目次で言うと2章に当たる
テクニックです。

家族好みの味付けを
4つのパターンに絞り
基本的にこれらを
グルグル回して作っておられるそう。

  • ずる味① 甘辛味
  • ずる味② 中華風
  • ずる味③ 韓国風
  • ずる味④ 甘ずっぱ味

調味料も割合が決まっており
醤油1:砂糖1.5:酒1のように
固定しているから楽ちん♪

なお、マルサイ家では
甘めがお好みのようで
甘辛味と甘ずっぱ味は
やや甘さ強めで定着したそうです。

本の中ではこの4つの味の
組み合わせが紹介されていますので
自分の家庭好みにあった
配分に調整するとベストですね。

第1位:単品素材のレシピを増やす

サツマイモの葉とおしゃれな鍋
目次で言うと6章に当たる
テクニックです。

献立を考える際に
私が一番大変だと感じるのは
副菜なんですよね。

メインを決めるよりも
サブはどうしよう~と
頭を悩ませます。
牛女には分からない
ですが、組み合わせることなく
その食材単品で作ってしまえば
メニューを決めるのが
楽になるというわけです。

『最強ずるメシ』の中で
紹介されている食材はこちら↓

  • キュウリ
  • キャベツ
  • ピーマン
  • ナス
  • 大根
  • こんにゃく

紹介されているレシピは
私にとって目新しい物とか
好みのものは無かったのですが
(スミマセン)

単品素材の副菜レシピを
ストックすること
自体が
最も参考になりました。

自分の意識を変えるズルい技!

野菜や果物が並ぶキッチン
私にとっては
考え方の参考になった
テクニックを紹介します。

レシピそのものを
覚えるのもアリですが
根本の考え方を変えることで
献立を考える大変さが
楽になるかもしれませんよ。

楽して映え見せ出来るテクニック

①凝った料理より「見せかけ力」とことん豪華見せ

こちらは1章の項目で
マルサイさんのインスタは
画面いっぱいに料理が
並んでいるのが特徴です↓

 

 
 
 
 
 
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一見、すごく手が込んでいるようで
切っただけ
盛っただけ
散らしただけ
・・・などの
映えて見えるテクニックが
駆使されています。

そんなズル技を
紹介しているのがこちらの章でした。

②なあーんにも考えたくない日のレスキュー魅せ丼

 

 
 
 
 
 
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こちらはは8章です。

お皿に盛れば寂しい惣菜を
丼に仕立てることで
ボリューム感を出すという
テクニックが紹介されています。

具体的に紹介されていたのは
漬け丼、豚丼、ビビンバ丼など
男子も納得のボリュームでした。

調理の面倒をまるっとパス!ずる食材を味方につける

台所で料理を始めている女性
こちらは第4章にあたる部分です。

なるべく下処理が必要ない
食材を選ぶことで
料理に対する
ハードルを下げる作戦です。

マルサイさんが
おススメする食材はこちら。

  • 豚薄切り肉
  • 塩サバ
  • 厚揚げ
  • ベーコン

肉や魚をただ焼くのではなく
食材としてレシピに展開するという
発想が参考になりました。

セット化で悩まない!献立はアレのときはコレ

唐揚げ
こちらは9章にあたります。

献立のペアを定番化することで
何を作ろうか考える手間を
減らすという方法です。

本の中でマルサイさんの
あれの時はコレ!を
いくつか紹介してあります。

  • 唐揚げの副菜
  • 焼き魚の副菜
  • トマト煮に合わせるご飯
  • おでんに合わせるご飯

ランキング外のずる技もご紹介♪

献立を考える方法ではなく
ショボい献立はそのままに
総合得点を上げる方法も
紹介されています。

例えば

ショボい料理を帳消し!
ごめんねスイーツ

こちらを参考にして
私も献立が寂しいときは
デザートのボリュームで
カバーするようになりました(笑)
おうちパフェ
あと、野菜嫌いの子供に
悩んでいる方に参考になる
こういったテクニックも
紹介されています。

サヨナラ!!
お子さまメニューみーんな一緒メシ

それから巻末付録の

やる気ゼロでも!
週末ずるランチ

こちらを見ると
休日の昼食づくりが面倒なのは
私だけじゃないんだなと
安心したりしました。

ご飯支度のズルは時短を叶えるテクニック

主婦であれ、主夫であれ
毎日のご飯を担当していると
本当に大変ですよね。

手を抜くことに対して
非難する意見もあったりして
後ろめたく感じる方も
いらっしゃるかもしれません。

ですが、毎日の家庭の料理に
必要以上に手間や時間を
かける必要ありませんから。

手を抜くというのは
不要な手間を抜くこと。

目指す成果を短時間で得られる方が
より価値の高いことなんです。

手をかけた料理をしたい時は
丁寧に料理すればいいんです。

でも、日々の料理に
そこまで手をかける必要はないですよね。

献立を考えるのがめんどうくさい
献立を考えるのが大変だと
感じている方に
こちらの本は参考になると思いますよ。

タイトル:がんばらなくてもデキてる風 めんどくさがり母さんの最強ずるメシ
著者:マルサイ
出版社 : 扶桑社 (2019/8/2)
発売日 : 2019/8/2

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