料理が好きだったのに嫌になる日が増えてきた人にオススメの本(コウケンテツ著)

本当はごはんを作るのが好きなのに_コウケンテツ著 料理に関する話

料理をするのは好きですか?毎日、三食ごはんを作るのは苦になりませんか?

私は一人暮らしだった頃、料理をするのが好きでした。

食べることが好きだったので、何を食べよう、次の週末は何を作ろう?と考えるのが楽しみだったんですよね。

ところが結婚して、特に子供が生まれてからは、1日3度の食事を用意するのが面倒に思うようになりました。
台所で料理を始めている女性
だんだんと「嫌だ」「作りたくない」と感じることが多くなり始めたのです。

私は決して全て手作りで調理しているわけでもなく、インスタントやレトルト、お惣菜も利用します。

それでもやっぱり面倒くさいと感じる日が無くなることはありません。

そんな私が思わずタイトルだけで、すぐにポチっと注文したのがこちらの本です。


料理研究家コウケンテツさんの、初めてのエッセイ本。

この本をめくると、最初にこのような文章から始まります。

料理が好きだったのに、
興味があったのに、
ある日を境に嫌になる。

そんな経験ないですか?

まさに、私!そして帯のキャッチコピーはこう書いてありました。

『僕も作りたくない日があります』

家庭料理を広めることを仕事にされている方でも、毎日3食の料理はしんどいそうです。

プロがしんどいなら、一般人の私が辛いと感じる日があるのは当然ですよね!

私と同じように料理が好きだったのに、最近なんだか疲れてしまった方に、この本の感想をまとめました。

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毎日ごはんを作るのが辛いと感じる気持ちが少し楽になります

料理が好きだったのに嫌だと感じる理由

私自身が毎日の料理を負担だと、感じる理由について考えてみました。

献立を考えるのに制限が多い

  • 自分が食べたい物ばかり作れない
  • 子供が食べられるか考慮しないといけない
  • 考えて作っても子供が食べないことがある

私の場合、メニューを決めるのに制限があることが、料理に対する楽しさを下げてしまっているようです。
野菜や果物が並ぶキッチン
私の地域ではエスニック料理店が無いため、食べたければ自分で作るしか方法がありません。

でも夫はエスニック系の料理が苦手だし、子供は食べられないし、かと言って自分の分だけ別に作るのは面倒だし・・・という理由で5年ぐらい食べることが出来ていないのです。
唐揚げ
他にも、私は地味な煮物でご飯が食べたいな~と思う日がありますが、ガッツリ料理が好きな夫には物足りないだろうなと却下してしまいます。

料理することが義務になっている

  • 作りたくない日も作らなければならない
  • 料理に時間をかけるほど自分の時間が減る

一人暮らしの時は「お昼はガッツリ食べたから、晩御飯は軽くでいいな」と調整することが出来ました。

でも家族がいるとそういうわけにもいきませんよね。
豚肉を炒める
幸い、夫は私が料理を作らなくても文句を言うことはありません。

外食やお惣菜でも気にしない人ですが、そんな夫が欲望のままに選んだ品々は、普段の食費を考えるとビックリするような金額になります。苦笑。

家計の負担を考えると、それなら自分が作った方がいいか・・・と重い腰を上げてしまうのです。

これらの事が、私にとって料理が楽しくないと感じさせる理由です。

家庭料理のプロでも私達と同じ気持ちだった!

本当はごはんを作るのが好きなのに_コウケンテツ著
料理家というのは、料理好きな人がなる職業ですよね。

そんなプロでも、料理がしんどいと感じることがあるなんて心強いと思いました。

私が特に気に入ってる箇所は、コウケンテツさんの講演会での出来事です。

限られた時間の中、
家族のために一生懸命献立を考えて
料理を作っても、
感謝されるどころか文句を言われる。

全く報われない。

こんな毎日はまさに
生き地獄じゃないでしょうか⁉

ここで、会場から出た言葉が・・・

「その苦しみが、憎しみに変わるのよ!」

ケンカする男女
この衝撃の一言に、会場内は大爆笑だったそうです。

私の頭の中では、火曜サスペンスの曲が脳内に流れましたよ(笑)

そしてこう続きます。

何も生まれないのではなく、
憎しみが生まれてしまうとは!
(略)
料理を作る側が意識的にも
無意識にもしている「我慢」。

それが積み重なっていき、
やがてただ食べるだけの
パートナーに対する
憎しみの気持ちに変わってしまう。

作ってもらう側は、まさかこんな感情が相手に生まれているなんて想像もしていないと思います。

我慢させる側は、我慢する側の思いに鈍感ですもんね。
時短家事の本
この本では共感するだけでなく、どうしたら作る人の負担が減るかについても考えてくれています。

ただし、完全な解決策があるわけでも、完璧な正解があるわけでもありません。

コウケンテツさん自身も子育てをしながら、手探り状態で試行錯誤中だと冒頭で書かれていました。

掲載されている簡単レシピ試してみたら

こちらの本には、毎日の料理に疲れた時でも、無理なく作れるレシピが紹介されています。

料理だけの本に比べたら、その数こそ少ないですが、何度も作りたくなるような簡単レシピばかりでしたよ。

本の中で紹介されているレシピ

本当はごはんを作るのが好きなのに_コウケンテツ著

  • 味付けはセルフサービス!鶏の塩焼き
  • 皿洗いの数を減らす豚こま中華炒めと中華サラダ
  • 子供も喜ぶ&楽に作れる単品ナムル(8種の野菜)
  • アレンジが効く鶏手羽スープ
  • 腹ペコ男子にすぐ出せるクィックチゲ
  • 世界の大雑把なお弁当(2種)
  • Youtubeで評判の良かった豚プルコギ

この中から実際に作った料理の感想です。

小松菜とツナの炒め物

コウケンテツレシピ小松菜とツナの炒め物
小松菜さえ冷蔵庫にあれば、すぐに出来る副菜です。

味付けはしょう油とみりんのみ、シンプルですがご飯にも合いますよ。

トマトのナムル

コウケンテツレシピトマトのナムル
3歳の子供も食べました。

トマトを切って和えるだけと、ハードルが低いところが良いですね。

キャベツのナムル

コウケンテツレシピキャベツのナムル
賞味期限が間近だったので、カニカマを添えてみました。

キャベツに歯ごたえがあるので子供は食べないかなと思いましたが、ナムル味が良かったのか、意外にも食べてくれましたよ。

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最後に:毎日の料理がめんどくさいのは自分だけじゃない


コウケンテツさんは『一汁一菜ですら、しんどい!無理!』という日があると書かれていました。

それから手間と時間をかけた料理や家事について、家族が当たり前だと思うことを『家族が調子に乗る問題』とも指摘しています。

こういうことはプロの男性料理人が言ってくれた方が、世間に届きやすいのでは無いかと思います。

(と言っても、男性がこの本を読むとは思い難いですが)

子育てしながら、毎日のご飯を作るのがしんどい・・・という気持ちを共感したい方には、こういったコミックエッセイもありますよ。


毎日のごはんを作るのは負担なんですね。

みんな一緒で安心します(笑)