高嶋ちさ子さん『ダーリンの進化論』感想:毒親について考えさせられました

ダーリンの進化論感想 子育てに関する話

高嶋ちさ子さんの
『ダーリンの進化論』という
家族について書かれている
本を読んだ感想です。

サクサク読めるわりには
色々な面から
考えさせられる本でした。

今回はそのなかから
毒親について思ったことを
ブログ記事にまとめました。

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毒親の境界線って?(ダーリンの進化論感想)

悪魔と呼ばれた子どもたち

著者の体験が描かれた
「おかあさんといっしょがつらかった」
というマンガがあります。

作品の冒頭で母親から

「この悪魔の子!!
たまこなんて(子どもの名前)
ウチの子じゃない!!」

と罵られるシーンが登場するんです。

▼別の場面でも悪魔呼ばわり▼

子どもに面と向かって
お前は悪魔の子と言うなんて
まさしく毒親ですよね。

ですが、高嶋ちさ子さんの
本を読んでぶっ飛んだのが・・・

子どもの頃
私のあだ名は「悪魔」。

大学卒業後に留学したアメリカでも、
ニックネームはやはり「デビル」だったし。

(略)

母はほんとうに口が悪く、
「あなたみたいなのは悪性よ」
「劣性よ」など、
いろんな暴言を浴びせられてきました。

いつもそんな口撃をされていたので、
傷つく、という感じもなかったです。

ダーリンの進化論
「デビル」なのは母譲りより

なんと、高嶋ちさ子さんも
子どもの頃から
悪魔と呼ばれていたそうです。

子供にウチの子じゃないと言う母親

お絵かき
たまこさんは母親から
「この悪魔の子!!
たまこなんて
ウチの子じゃない!!」
と言われていましたが

高嶋ちさ子さんも
同じようなことを
お母さんから言われたそうです。

「あなたは多摩川の
橋の下で生まれたのよ」

とも、物心ついたころから
言われていました

ダーリンの進化論
「デビル」なのは母譲りより

昭和の懐かしいフレーズを
実際に使われた方がいたことに
私は軽く衝撃を受けました。

こんなことを言われたら
普通は傷つきそうなものですよね。

ところが高嶋ちさ子さんは
凡人とは全く違う反応をしました。

傷つくどころか妙に納得ですよ。

「やっぱり、そうだと思った!」って。

「私のほんとうの
お父さんとお母さんは
めっちゃ金持ちなんだから、
お預かりしてる間は
ちゃんと育ててよ」って返してました。

ダーリンの進化論
「デビル」なのは母譲りより

こんな発想
どこから出てくるのでしょうか(笑)

昔の少女漫画でいったら
性格の悪いお金持ちのお嬢様。

最近で言うなら
悪役令嬢並みの
すごいセリフですよ。

私はこの部分を読んで
先ほどとは別の衝撃を受けました。

高嶋ちさ子さん、凄すぎる・・・

言ってはいけないはずの言葉に対して

仮面をかぶる社員
高嶋ちさ子さんのお姉さんは
ダウン症として生まれたため
医師から20才まで生きられないと
伝えられたそうです。

そこでお母さんは
この子を守るために
きょうだいを産もうと
決心をされました。

そんなわけで私たちは母から、
「みっちゃんに感謝しなさい」
と、ことあるごとに
言われて育ちました。

「だいたい、
あなたたちが生まれてきたのも、
お姉ちゃんがダウン症だからよ。
親が死んだ後に
面倒みる人がいないから産んだの」

とはっきり言うのです。

ダーリンの進化論
みっちゃんのおかげより

この箇所を読んだときに
え?そんなことを
本人に言って大丈夫??と
思ったんですね。

するとやはり

それって障がい児を持つ親が、
きょうだいに
絶対言ってはいけない
言葉のベスト1だそうです。

ダーリンの進化論
みっちゃんのおかげより

そりゃそうか・・・
と思ったもつかの間

母がそれを知ってか
知らずかはわかりませんが、

兄も私もそう言われたからって、
ひねくれたりするような
子どもではありませんでした。

ダーリンの進化論
みっちゃんのおかげより

兄妹とも、メンタル強すぎでしょ!

「みっちゃんのできない分まで
2人分生きなさい」

という母からの言葉を
プレッシャーに感じるどころか、

「私には2人分できる
能力があるに違いない」

なんて私は完全に勘違いしていました。

ダーリンの進化論
みっちゃんのおかげより

いやもうビックリ!

どこから生まれるのでしょうか
この自己肯定感の高さ!
羨ましすぎます。

高嶋ちさ子さんって
生まれた時から
すでに“高嶋ちさ子”が
完成されていたんですね。

いや、もう、天晴れ!としか
言いようがありませんね。

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毒親とは何か分からなくなりました


今回、私がブログ記事で紹介したのは
ほんの一部分だけです。

それでも十分に衝撃を
受けた方もいるのではないでしょうか。

高嶋ちさ子さんは
テレビなどでズバズバと
発言されるのが特徴ですが

この本を読む限り
高嶋ちさ子さんのお母さん
そのまたお母さん(祖母)の方が
さらに上を行く
ズケズケ言う系女子でした。

ほかにもよく言われたのは、
「ごくつぶし」「盗人に追い銭」とか。

子どもに向かって
言う言葉じゃないですよね。

毒舌と言われる私だって、
自分の子にそんなこと言いません!

そういえば父も、母方の祖母に
「ごくつぶし」ってよく言われて
「この性悪女」って返していました。

ダーリンの進化論
「デビル」なのは母譲りより

子どもに悪魔とか
ごくつぶしとか飛び交う
高嶋家を想像すると
笑ってしまいますよね。

でもこれが高嶋家だから
笑えるのであって

同じ言葉を他の家庭で
親が子に言ったら
殺伐とした状況になるでしょう。

表面上の言葉は一緒でも
毒親になるか
毒親にならないか
どこで変わってしまうのか
分からなくなりました。
牛女には分からない
また、高嶋ちさ子さんの
幼少期の時点で確立されていた
自己肯定感の高さは
どうやって育まれたのか、とか。

この本を読むと考えさせられますよ。


他にぶっとびエピソードも多く
あっという間に読めてしまう
オススメの本です!