子供に関する話

『隂山先生が教えてくれる 小1の不安「これだけ! 」やれば大丈夫です』感想/まとめ/要約

img-小1の不安これだけやれば大丈夫まとめ

保育園に通っている娘が、あと10ヶ月も経たないうちに小学校へ入学します(2022年6月現在)。目の前のことに精一杯で、気が付けばあっという間に春を迎えてしまいそうです。

初めての子供なうえ、地元ではない地域のため、ママ友どころか親しい知人もいない私。

そんな私の目に書店で飛び込んで来たのが『小1の不安これだけ!やれば大丈夫です』という本でした。

小学校へ上がる前に、何が出来ていれば良いのかはもちろんですが。これが出来ないんだけど、どうしたら良いですか?等に対する回答が書かれてる本です。

この『小1の不安これだけ!やれば大丈夫です』の中から、私にとって特に参考になった箇所をまとめました。

小学校入学前にやっておくと良いこと

この時期に身につけておくことは、究極的には「計算」「漢字」「朝ごはん」の3つだけ! だそうです。朝ごはんに関しては問題ないと思ったので、それ以外のところをピックアップしました。

ちょっとだけ算数を先取り勉強しておく

img-カラフルな数字小学校へ行けば、大半の時間は勉強をして過ごすことになりますよね。

どんなに給食が楽しみでも、友達と遊ぶ昼休みが楽しくても、ほとんどの時間を占める勉強が嫌だったら学校に行くのが楽しいなんて思えないのは当然です。

勉強が楽しいと思える子なら、必然的に勉強ができる子になります。じゃあ勉強が楽しいと思える子、思えない子の違いってどこにあるのでしょうか。

それは出来ないから楽しくない、出来ると楽しい。それだけなんです。

大人の場合、出来るようになりたいから最初は辛いけど頑張るとか、少しずつ出来るようになる過程を楽しめるかもしれません。

でも子供って負けず嫌いじゃないですか。すぐに一番になれないと気が済まない。うまく出来ないとへそを曲げる。ブチ切れる。泣く。投げ出しちゃう。

逆に自分が一番だったら、それはも~う調子に乗りますよね(笑)

だから勉強が楽しくなるように、ちょっとだけ先取りしておくと良いそうです。

小1で苦手意識が生まれるデメリット

img-虫眼鏡とノート自分は「勉強が苦手」「勉強ができない」と思ってしまった子どもは、チャレンジする意欲がどんどん下がってしまいます。

楽しくないからやりたくない、やらないからますます分からなくなっていく、という悪循環にはまってしまったら学校に行くのが嫌になってしまいます。

高学年になれば自分を守るために「そもそも、これ覚えて何の意味があるわけ?」なんて言い出すかもしれません。それを納得させるために親が使うエネルギーは、想像しただけで相当なものですよね。

それなら素直な時期に「勉強って楽しい♪」と感じてもらえるよう、低学年のうちに少しだけ手間をかけてあげる方が長期的に楽なのかなと思いました。

入学半年前からでOK!おすすめ教材

著者おすすめの学習教材。こちらはたしざん。

同じシリーズで、こちらはひきざん。いずれも小学校入学前の子どもを対象にした計算ドリルです。

時計は読めなくてもOK!必要なのは時間感覚

img-文字盤の大きな時計小学校から『時計を読めるようにして下さい』と指示がなければ、この時点で読める必要は無いそうです。

確かに時計って、いざ子供に教えようと思うと複雑な事に気が付きます。

1分は60秒で1つ繰り上がるんですよ。数字は10とか100で桁が繰り上がるのに、60ってあまりにも唐突なルール変更ですよね。

さらに言えば時計が一周するのは『12』です。これらを理解するには、まず繰り上がるとは何か?を教えなければいけませんよね。

わが家はスマイルゼミを利用していますが、現時点では(年長の6月)では「〇時半」までが問題として出てくるので、まだ時間を細かく読めなくてもいいんだなと安心しております・・・

時間の感覚をつける方法

img-腕時計で確認する具体的に時間が読めなくても良いですが、時間の感覚は身につけておくと良いそうです。

時間の感覚を身につけるにはどうすればいいのか?

それは日頃から「8時に家を出るけど準備にどのぐらいかかかる?」などと子供に聞いてみること。

子供が「5分」と言ったら、5分で準備が出来るか実際にやってみる。それで出来なくても、だんだんと時間の感覚が身に着いてくるそうです。

そのためにも子供に時計を持たせてあげると良いそうですよ。

うちの子供ならすみっコぐらしが喜びそうです。

子供を指示待ち人間にしないためにも

img-並んで待っている人達この時間間隔をつけることは、自分の頭で考えて行動できる子になる効果もあります。

お風呂入りなさい!宿題しなさい!と言わなきゃやらない子は、指示を出されたらやればいいというパターンが出来上がってしまいます。

言われたらやればいいは、言われれまでやらない、ということですもんね。

今の時代、指示待ち人間は単純な仕事しか出来なくなります。

自分の頭で考えて行動できるように、時間の感覚を身につける所から始めたいですね。

書籍で紹介されていた学習時計。視覚的に分かりやすいアナログはもちろん、ストップウォッチ、カウントダウン機能がついた学習用時計があると便利です。

小学校1年生の間にやっておくと良いこと

いざ小学校に入学したら、1年生のうちにしておくと良いことは下記の3つだそうです。

・算数
・漢字
・知的好奇心を満たす

最後の好奇心に関しては次の『親がするべきこと&注意すること』にまとめたので、ここでは算数と漢字についての話です。

この時期に暗記に力をいれると良い理由

img-勉強している子供大人が子供に絶対勝てないこと。それは暗記力です。それも小学校高学年よりも、圧倒的に低学年の方が暗記力が優れていると言われています。

暗記するのが得意なうちに、一生必要になる基礎的な計算力を覚えておくのが大事なんですね。

学年が上がって勉強につまづき始める子は、この頃の基礎の基礎を分かっていないことが多々あるそうです。

苦労せずに覚えることが出来る時期に、漢字の読み書きや計算の基礎を暗記させてあげるのが正解ですね。

おすすめの教材

書籍内で紹介されていた、反復用に特化したさんすう教材。この「徹底反復」はシリーズとして他にも教材が販売されています。

漢字から始めると国語が出来るようになる

img-読書している子供小学生が国語を勉強するうえで、引っ掛かってしまうのが漢字。

それが文章を理解するさいに、邪魔をする原因となります。

小学校1年生で習う漢字は80程度。ちなみに6年生までに習う漢字を合わせても1000程度だそうです。思ったより少ないですよね。

低学年の方が暗記能力は高いため、なるべく早め早めで暗記させてあげましょう。忘れてもいいので、一通り学習する。後は定期的に反復練習すればOK!

漢字に関してはなるべく先取りしておくと、その後の国語の授業に安心して取り組むことが出来るということです。

親が勉強している姿を見せるのも効果的なので、親は漢検に挑戦すると良いかも。

おすすめの筆記用具

実は鉛筆で書くのが苦手な子供が多く、漢字がどうこう以前に、書くこと自体がストレスになっている場合があるそうです。

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夏休みは1学期の復習をする

img-海で夏休み小学校低学年のうちは、勉強を詰め込むより、いっぱい遊んで体験を増やしてあげた方が良いと隂山先生は仰っていました。

例えば夏休みなら、最初の1週間は1学期の復習を行い、夏休み最後の1週間を2学期の予習をすると休み明けがグッと楽になります。これなら間は思う存分、好きな事に集中できますしね。

1日の中でスケージュールを区切るより、時期で区切った方が子どものストレスが減るメリットもあります。

夏休みやゴールデンウィーク等の長期休みは、最初に復習、最後に予習、それ以外は遊びと考えると親も気持が楽になるかもしれません。

親がするべきこと&注意すること

子供に対する目標のたて方

img-右肩上がりつい親は子供に大きな目標を立ててあげたくなりますよね。ただ、基本的に子どもは目の前の「好きなこと」「楽しいこと」に夢中なる傾向があります。

だから親は遠くのゴールではなく、頑張れば届く範囲でゴールを設定してあげた方が良いんですね。

低学年の子供は、自分の実力が今どのぐらいか?それがどの位の期間で身に着くのか?なんて分かりません。そこで親が「今、この子の実力はこのぐらい」と見極めて、その子に合った目標を設定してあげる必要があるというわけです。

高すぎず低すぎず盛り過ぎず

子育てでやった方が良いと言われることは沢山あります。でも焦りは禁物。あれもこれも盛り過ぎると、子供のキャパを越えてしまいます。

小さい子供って出来なかったり、負けたりすると、へそを曲げて全部放棄するじゃないですか。一回そっちにスイッチが入ると、戻すまで、めちゃくちゃ大変ですよね。

だからこそ自分の子供にとって「ちょっと頑張れば届くぐらい」の目標を設定するのが大事というわけです。大盛り厳禁で行きましょう!

子供が好きなことを見つけるために

img-笑顔の女の子子供の好きを見つけて「あげる」よりも、自分が好きなことに付き合わせてみるのはどうでかと隂山先生は提案しています。

子供が興味無さそうな美術館、映画、プール、鉄道、山登りでも良いんです。そこから勝手に子供が何かに興味を持つかもしれない。大人が発想しないような方向に、自由に発展させていくかもしれません。

そこで何かに興味を持ったら、そのジャンルに関する動画やTVを教えたり、もちろんリアルに出かければ良いんです。高学年になるほど自分の世界が出来てしまうので、低学年のうちに知的好奇心を刺激するような機会を増やしてあげるとベストとのこと。

高学年になれば自分から行きたい所が出てくるでしょう。その頃には、親の趣味に付き合ってくれなくなるかもしれません。

子どもの知りたい気持ちに付き合う

img-考えている男の子子供って私達が当たり前に流していることでも、どうして?と聞いてくることがありますよね。

それが簡単には答えられないことも多く、正直わからないことの方が多いです。

その際に一緒に調べれば「勉強でわからないことがあったら、調べるものなんだ」と子どもが理解します。

分からないことが分かれば楽しい、そういう姿を見せることが大切なんだなと思いました。

最後に:これは真似したいと思った2つのこと

この本の中で私が学習のこと以外で参考にしたいと思ったことが2つありました。

子育てルールの軸を決める

img-なぜ?子育てで何が正解は分かりません。育児書によって書かれていることも違いますよね。

親が迷わないためにも、子どもが戸惑わないためにも、子育てに関して価値観を決めておくと良いそうです。

とはいえ、その価値観をどうすればいいのか簡単には決められませんよね(笑)

そこで著者の陰山先生が小学校で担任をしていた時の『3つの決まり』を参考にしてはどうでしょうか。

・怠けるな
・傷つけるな
・嘘をつくな

宿題や掃除をさぼらない、物や人を傷つけない、誤魔化すために嘘をつかない。

それ以外の細かいことは言ってもキリが無いので、このルールに違反した時だけは叱ると決めてしまえば親も子供もスッキリします。

私は独自に考えず、このルールを丸パクリするつもりです(笑)

友だちと距離を置いたっていい

img_麦わら帽子を被った女の子
子供同士はすぐに仲良くなる、みんな仲良し、友達100人できるかな、な~んて大人の幻想です。

大人だって相性の良い人、悪い人がいるじゃないですか。自分を棚に上げて、子どもにだけ「みんなと仲良くしなさい」なんて都合よいですよね。

とはいえ、学校というのは大人以上に狭い世界です。場合によっては何年間も同じ顔触れかもしれません。

そこで陰山先生が推奨するのは「仲良くしなくていい。適切な距離をおきなさい」というもの。

大人もそうですが関わる距離が遠ければ、そこまで関係に摩擦が生まれません。

顔を見れば挨拶する、世間話をする程度の関係で、わざわざ相手の悪口を言う必要がありません。いや、悪口の材料が少ないと言うべきか?

相手も自分も、わざわざ嫌いと言わなくて済む距離を取る。

子どもがどこまで出来るかは難しいですが、そういう方法もあるんだよということは伝えたいですね。

他にも様々な相談が掲載されています

ここまで『隂山先生が教えてくれる 小1の不安「これだけ! 」やれば大丈夫です』の中から、私にとって必要だなという項目だけをまとめました。

それ以外にも給食を食べない、子どもが自信過剰過ぎる、中学受験はするべき?等々、色んなQ&Aがあって読み応えがありますよ。

小学校入学前に、一度読んでおくと安心かもしれませんね。