おうちで焼きたてのパンが食べたい、でも面倒なことはしたくない。そんな時に欲しくなるのがホームベーカリーです。
調理家電を出しているメーカーの中で、最近人気が急上昇している siroca(シロカ)も、ホームベーカリーを出している企業のひとつです。
シンプルで使いやすくて、手頃な価格のわりに見た目がオシャレな商品を得意とするメーカーなんですよね。
siroca(シロカ)の調理家電は、逃げ恥ドラマで登場していたことも▼
逃げ恥スペシャル お味噌汁を作った調理家電は「Siroca(シロカ)」の電気圧力鍋!
そんなsiroca(シロカ)から、2022年9月10日に新しいホームべカーリーが発売されます。
商品名は『おうちベーカリーベーシック SB-1D251』です!
類似シリーズの『おうちベーカリーベーシックプラス SB-2D151』との違いや、旧型の『おうちベーカリーSB-1D151』との違いについてまとめました。
自分に合うかどうかだけ知りたい方は、目次の『結論:このような方にお勧めです』をクリックすると一気に移動出来ますよ。
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おうちベーカリーベーシックSB-1D251の特徴と比較
今回発売される『おうちベーカリーベーシックSB-1D251』には、オートメニューとして食パンに糖質オフパン、米粉パンはもちろん、超早焼きパンコース等が装備されています。またヨーグルトや甘酒などの発酵食品や、お餅をついたり、焼き芋も作ることが可能です。
大きな特徴として本体からフタを取り外せるため、パンが膨らみ過ぎて焦げ付いた場合も楽にお手入れすることが出来ます。
サイズは幅24.2×奥行30.8×高さ25.7cmと、炊飯器でいえば5合炊き程度のコンパクトサイズです。
おうちベーカリーベーシックプラスSB-2D151との違い
ベーシックプラスSB-2D151は、プラスというだけあって自動のオートメニューの種類が増えます。
高加水パンと呼ばれる、よりしっとりした食パンも焼くことが出来ます。天然酵母パンはおうちベーカリーベーシックSB-1D251でも焼くことが出来ますが、ベーシックプラスのみ天然酵母の高加水パンがメニューに搭載されています。
またベーシックプラスでは、うどんやパスタ、ジャム、生キャラメル、フレッシュバター、フレッシュチーズなどもメニューに搭載されています。
こういった特徴からベーシックプラスSB-2D151の方が、より料理に拘りのある方に適した商品と言えるようです。
また対応斤数が1.5斤と大きめなので、家族の人数が多い方はこちらの方がベストかもしれません。
旧モデルおうちベーカリーSB-1D151との違い
旧モデルとの違いは、前回の早焼きパンが所要時間2時間38分に対し、今回のおうちベーカリーベーシックSB-1D251は『47分』という圧倒的な時間の差です!
材料も新タイプの方がスキムミルクが材料から無くなったうえ、砂糖もイーストも少なめと良いことずくめ!
旧モデルのメリットとしては、幅と奥行きが1cmほど小さい所と、色がブラウンとホワイトの2色から選べるところでしょうか。
2年前の型落ちとなるため、価格は3000円ほどお安く買うことが出来ます。
超早焼きパンモードを使わないと決めている方であれば、旧モデルおうちベーカリーSB-1D151でも十分かと思われます。
おうちベーカリーベーシックSB-1D251がおススメな人は?
ここまで、おうちベーカリーベーシックSB-1D251の特徴や、他の商品との違いについてご紹介してきました。
この製品の大きな特徴は『同シリーズ最速!超早焼きが出来ること』と『フタを外して洗える』ことです。
パンが早く焼けることは、一見お得なことのように思います。ただし物事にはメリットとデメリットが必ずあるんですね。
どちらの側面が自分にとって大きいかは人によって違います。
その違いについて知ったうえで、自分に合うのはどちらなのか?判断してください。
ポイント① 時間を取るか?味を取るか?
パンはドライイースト等の酵母によって膨らむことが出来ます。その酵母が元気に活動するには、エサ(糖)と環境(温度)が必要です。
ところがエサが多いほど、環境が良いほど良いパンになるわけではありません。
低温発酵の方が味は良い
こだわりのあるパン屋のバゲット等で『低温発酵』という文字を見たことはありませんか?
じっくりゆっくり時間をかけて酵母が活動(発酵)することで、味や風味が良くなります。
バゲットやカンパーニュ等、ハード系のパンは味に誤魔化しが効かないため、こういった方法で作られることが多いです。
糖が多いとフワフワ食感になりがち
一方、菓子パンなどは生地に砂糖が多く含まれるため、発酵時間も短くなります。
また具材なども加えるため、そこまでパン自体の風味にこだわる必要がありません。時間をかけて発酵させなくても良いんです。
それでも焼き立てパンの魅力は大きい
つまり、パンを時短で作るには、種となるイーストや、エサとなる糖分を多く入れたり、発酵温度を高めに設定する必要があるんですね。
ただし今回の超早焼きレシピは、旧モデルのレシピに比べると、イーストも糖もやや少なめになっています。その代わり水ではなく、ぬるま湯を使用しているため、温度で発酵速度を上げているようです。
なお発酵時間が短いパンは、少しつまった感じの食感になりがちです。それでも焼き立てのパンは十分に美味しいですから、よほど完成度の高さを求める方でなければ超早焼き機能は使えると思います。
ポイント② 最大の魅力はフタが外れること!
私が考えるおうちベーカリーベーシックSB-1D251の、最大の特徴はフタを外して洗えることです。
先ほどホームベーカリーはイースト(酵母)を使うと言いましたよね。
当然ですが使用後にちゃんとお手入れしないと、糖や酵母が残っていればカビの原因になってしまいます。
知恵袋で調べると「ホームベーカリーにカビを生やしてしまった」という相談が見つかります。
これが炊飯器であれば使う頻度が高いので、多少雑なお手入れでも、頻繁に高温で加熱されることでカビの発生を防いでいるのだと思います。
ところがホームベーカリーは、炊飯器に比べると使うペースがそこまで多くない家庭がほとんどです。
そのため使用後にしっかりお手入れしておかないと、カビが生えやすくなってしまうというわけなんですね。
悪い口コミレビューから要望を組み込んだ?
ところがこのホームベーカリー、過去の商品の口コミを見ると「生地が膨らみ過ぎてフタの内側に焦げ付いた」という声が複数見られました。
フタが外せない場合のお手入れ方法は『濡れふきんでふき取る』といったものがほとんど・・・
想像してみてください。鍋の底にこびり付いたものを取る時、あなたならどうしますか?水やお湯をためて柔らかくしますよね。
つまり、フタが取れないとそれが出来ないということなんです!ショック!
そういったお手入れが苦にならずに出来る方、気温や湿度を考慮して配合を変えてパンが膨らみ過ぎないように調整出来る方、そういう方であればフタが取れなくても問題ないでしょう。
でも、自分はそうじゃない。という方であれば、この『フタが取れるかどうか』は最大の選ぶ決め手になると思われます。
結論:このような方にお勧めです
おうちベーカリーベーシックSB-1D251は、わりとザックリな人!にお勧めします。
その日の気分で「今日、パンが食べたいかも?」と思ったら、1時間後には焼き立てパンが食べられますよ♪
わりとマメな方でしたら、色々とカスタマイズが楽しめる、おうちベーカリーベーシックSB-1D251の方が相性良いと思います▼
こちらの方が発売が前なので、ちょっとお安く買えるのもgoodですね♡
参考:あの逃げ恥にも登場したシロカの電気鍋
siroca(シロカ)の調理家電は、逃げ恥ドラマでも活躍していました▼
逃げ恥スペシャル お味噌汁を作った調理家電は「Siroca(シロカ)」の電気圧力鍋!
色んな調理家電の力を借りて、より楽しいおうち時間を過ごしたいですね。