子供に関する話

高齢ママが子供に呼ばせるならお母さん?ママ?母ちゃん?

それ取ってという子供

40代の高齢ママにとって
悩ましいことの一つに
子供になんと呼ばせるか?
という問題があります。

「え?〇〇呼びが当たり前じゃないの?」

中には、こう即答される方も
いらっしゃるかもしれません。

迷いも無く堂々と
「うちは〇〇呼びです!」
言える方は幸せだと思います。

自分の考えの軸が決まっている
ということですからね。

軸の無かった我が家でしたが
4歳児となった現在は
お父さん、お母さん呼びに
定着していています。

今まさに決めかねている
そんなあなたの
参考になれば嬉しいです(*´ω`)

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お母さんorママ?メリット・デメリットとは

呼び方は色々ありますが
それぞれにメリットと
デメリットがあるように感じます。

私の個人的な見解で
まとめてみましたよ。

お母さん呼びのメリット・デメリット


メリットは高齢ママでも
違和感が無いという点が
大きいですよね。

また、子供が大きくなってから
呼び方を変更しなくても
済むという点もメリットです。

デメリットは発音しにくいため
なかなか子供に呼んで貰えず
焦りを感じることかもしれません。

ここで我慢できずに
ママ呼びに方針を
変える方も少なくないようです。

我が家も正直
ママパパ呼びにしようかと
思ったこともあります。

言葉が遅いうちの娘は
2歳を過ぎてやっと
「たーたん」「とーたん」と
呼んでくれるようになりました。

いつの頃からか
とーたんがお父さんに
変わりました。

一方、お母さんにはならず
そこからしばらくの間
「たーたん」で定着していました。

3歳半ぐらいから
急に「おかーさん」と
呼ぶようになりましたが
私的にはちょっと寂しかったです。

ママ呼びのメリット・デメリット


小さな子でも発音しやすいため
年齢の早いうちから
呼んでもらえるのがメリットです。

デメリットは母親本人が
「ママっていうキャラじゃないし」等、
何らかの抵抗感がある場合は
居心地の悪さを感じるかもしれません。

また、子ども本人が
呼び方を変えたいと思った
タイミングが遅かった場合に
切り替えるのが難しいことも
あるそうです。

気恥ずかしさのあまり
「ねえ、ちょっと」と
呼ぶのが精一杯だったという
残念エピソードもあるようですよ。

母ちゃん、かか、はは、等の呼び方について


ママでは無いものの
お母さんというキャラでもなく
自分でしっくり来たのが
「母ちゃん」だったという友人がいます。

2021年冬の連ドラ
『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』で
浜辺美波さん演じる娘が
菅野美穂さん演じる母を
かーちゃんと呼んでいました。

かーちゃん呼びは
昭和っぽい、古いという
指摘もあったようですね。

確かに、新しくはないですけど(笑)

私の住む地域では聞きませんが
「とと・かか」という呼び方も
個人的には可愛いと思います。

また、私の甥っ子は
ドラマ“ぽっかぽか”の影響で
「ちち・はは」と教えられていました。

かあちゃん、とと、かかは、
乳幼児でも発音しやすいと思うので、
お母さん呼びよりは
早く呼んで貰うことが
出来るかもしれません。

お母さんorママ?呼び方を決めるポイント

それぞれの呼び方にメリット
デメリットがあることは分かりました。

メリットしかない
呼ばせ方はありませんから、
どの呼び方を選べばいいのか迷いますね。

ここから先は選ぶポイントに
ついてまとめてみました。

その① 自分達が何と呼ばれたいのか


呼ばれるのは自分達ですから、
呼ばれて違和感がない
呼ばれ方が大事だと思います。

ママは若い母親のイメージが強く、
高齢ママにとっては
抵抗がある呼び方かもしれません。

年齢なんて関係ない!
私はママと呼ばれたい!
と思える方であれば、
全然OKだと思います。

上品なお母さんというより
下町のお母さんキャラを
理想とするならば
母ちゃんや、かかでも良いと思います。

となりのトトロに出てくる
品が良くて優しい
お母さんになりたいと思うなら
「お母さん」を選ぶ。

可愛いママになってみたい
と思うなら「ママ」を
選んでも良いと思います。

今の自分に合わせた呼び方を選ぶのも
自分がなりたいイメージで選ぶのも
どちらもアリだと思います。

その② 子供から早く呼んでもらいたいか


私の知り合いの中には
最初はお父さん、
お母さん呼びの予定だったのに
早く呼んでもらいたくなって
途中でパパ、ママに変更した夫婦もいます。

そういう私達も
途中で方針を
変えそうになりました。

「お父さん、お母さん」は
小さい子供には発音しにくく
「ママ、パパ」は発音しやすいんですよね。

同じ位の月齢の子が両親のことを
「パパ~ママ~」と呼んでいるのを見ると
心が揺れるのは避けられませんよね。

その③ 家の外で呼ばれた時にどう思うか


意外と見落としがちなのが、ここです。

例えばスーパーで買い物中に、
子供があなたを大きな声で
呼んだ場面を想像しましょう。

「ママ~!」
「お母さ~ん!」
「かあちゃ~ん」
「母上~!」

大丈夫ですか?問題なさそうですか?

私の甥っ子がスーパーの中で
「ちち~!はは~!」と
大声で呼んだことがあったそうです。

恥ずかしがりやの兄は
それがきっかけとなり
「父ちゃん、母ちゃん」
呼びに変更しました。

家族の中だけであれば、
どんな呼び方でも良いですが
外で呼ばれる状況もお忘れなく!

どんな風に呼ばせているのか実際の話

ここからは我が家の実体験と、
実際に感じたことなど、
現役ならではの思うことを書きたいと思います。

後から少し後悔した我が家の呼び方


うちの娘は2歳になっても
「お父さん、お母さん」とは
言えませんでした。

2歳の誕生日を過ぎてから
やっと「とーたん、かーたん」と
呼んでくれるようになりました。

近い月齢の子達に比べると、
うちの娘は言葉が遅かったのもあり
余計に出にくいのはあるかもしれません。

母子手帳を見ると
1歳半検診のページには
こう書かれています。

『ママ、ブーブーなど
意味のある言葉を
いくつか話しますか』と書かれています。

検診を受けた時は
やはりママで教えるべきだったかと、
少し後悔したのも事実です。

まあ長い目で見ると、
この程度の後悔なんて小さいものですけどね。

高齢だって“ママ”で良いんです!


高齢出産だからと言って、
ママ呼びがダメとか、
恥ずかしいとは思わないで欲しいです。

私の場合、ママというキャラではない
そう思うから使わないだけです。

同じ年代の高齢ママが使っていても、
別に何とも思いません。

以前、野際陽子さんが
亡くなられた際に、
過去の映像が放映されていました。

その中で高齢出産した娘さんとの
エピソードを語っていたものがあり、
「○○ちゃんが世界で一番好きなのは誰?」と聞いて
「ママ!」と答えてもらう話がありました。

野際陽子さんは
38歳11か月での初産なので、
そのやり取りをしていた頃は
おそらく40代だったはずです。

でもすごく素敵な光景を想像出来ました。

やっぱり、人柄とか、
キャラクターに合っていれば
どんな呼び方でも良いのだと思います。

後から呼び方を変えるのは大変?


どうせ後から呼び方を
「お母さん」に変えるなら、
最初から「お母さん」で
教えた方が良いという意見もあります。

幼児語で言えば「わんわん」と教えず、
最初から「犬」と教えた方が
良いのと同じことでしょうか。

私もそう思っていましたが、
こういった「わんわん」「にゃんにゃん」
「ブーブー」はオノマトペと言って、
子供が感覚的に理解しやすい言葉なのだそうです。

モノと言葉を結びつけやすくすることで、
子供が『犬というもの』を理解しやすくなり、
大人が「犬がいるよ」と言った時でも
「わんわん=犬」だと、
すぐに理解できるのだそうです。

私が保育園へ子供を迎えに行った際、
お友達が「○○ちゃんのママが来たよ~!」と言えば、
すぐに私を見つけて走って来ます。

このように2歳児でも
「ママ=お母さん」と認識出来ているようなので、
呼び方をガチガチに縛る
必要は無いのではないでしょうか。

周りのお友達は圧倒的にママ呼びなので、
いずれは周囲に合わせて
娘もママと呼ぶようになるかも・・・?

そう思っていましたが
4歳になった現在、
むしろママ呼びだった子が
お母さん呼びに変わった子もいて
予想と逆の現象が起きています。

こっちが色々と考えたところで
家族以外と接する機会がある限り
どう変化していくかは分かりませんね。

ただ、中学生ぐらいになると、
照れもあったり、親との関係によって、
呼び方を変えたくても
素直に変えられないこともあるそうです。

小学校高学年ぐらいになったら、
誕生日とか、新年度などのタイミングで
「そろそろ呼び方変えてみる?」と
聞いてあげると良いんじゃないかなと思いました。

本人が「まだ、ママでいいも~ん」と言えば、
それはそれで可愛いですね。

結局どんなに悩んでも周囲はおかまいなし

ここまで色々と書きましたが、
呼び方を選ぶ際の参考になったでしょうか。

散々お伝えしてきて何ですが、
いずれ周りから様々な
呼ばれ方をするようになります。

保育園でお友達から
「○○ちゃんのママが来たよ~!」

保育園で先生から
span class=”marker-under”>「○○ちゃんのお母さ~ん」

義母から
「やっぱりママがいいのねえ」

病院から
「○○ちゃんのお母さん、
次回はこちらをお願いします」

もちろん私個人の
名前を呼ばれることもあるわけで
子供の中でどう呼ぶかは
自然と変わっていくのだと思います。

こっちが呼んで欲しい呼び方で
呼んでくれるのは
ほんのわずかな時期だけになるかもしれません。

あなたが選んだ呼び方
それが現時点での正解だと思いますよ!

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