赤ちゃんグッズって、本当に沢山ありますよね。
しかも新生児から1歳ぐらいの間に使用するものって、本当に短い期間しか使わないものばかりです。
あればあったで便利なのも事実ですが、出費が増えるのが悩ましいし、メルカリに出すと言ってもそれにかける手間や時間も惜しい時期でもあるわけで・・・
出来るだけ不要な物を買わずにすませたい気持ちがあるのは当然ですよね。
私が当時、購入するかどうか迷ったもののひとつが赤ちゃん用の枕、いわゆるドーナツ枕でした。
結論から言うとこのような事が起りました。
- ドーナツ枕を買わないことにした
- 予想外のことが起きた
- 娘が超絶壁になった
- ドーナツ枕より高い枕を買うことになった(トホホ…)
私の経験から言えることは「ドーナツ枕はとりあえず買った方が良かった」です。
中には買ったけど、不要だったという方もいるでしょう。
ですがそれはあくまで、結果の話ですよね。
私の様に買わずに済ませようとして、結果的にお金だけでなく、調べたり心配する時間など無駄に使うことになるかもしれません。
ドーナツ枕は高いものではありませんから『使い捨ての絶壁防止保険』だと思って買った方が間違いない、というのが私の結論です。
ここから先は私の失敗談について詳しくご紹介いたします。
赤ちゃん用ドーナツ枕を使わなかった理由から結果まで
ドーナツ枕はいらないと言われる理由
まず最初に、私がドーナツ枕を買わずに済ませようとした理由について説明します。
赤ちゃんは寝相が悪いため「ドーナツ枕で寝かせても、すぐに動いてしまうから不要」と本に書いてあったからです。
もともと赤ちゃん用枕はとても低いため、タオルを畳んだもので十分ですとアドバイスされることもありました。
ドーナツ枕を買わなくて良かったと思った時
私はそれらの話に納得し、なおかつ赤ちゃん用布団についてきた平たい枕もあったので、それで十分だと思い、ドーナツ枕を新たに購入しないことに決めました。
新生児だった娘が寝ながら顔の向きを左右に変えるようになり、聞いていた通り、枕からすぐに外れるようになったんです。
それを見て「やっぱりドーナツ枕を買わなくて良かった」と思ったんですよね。
きっかけは娘の寝相が良くなり過ぎたこと
ところが、娘が天井に向かって正面を向いたまま寝られるようになってから、状況が変わりました。
枕から外れるどころか、全く微動だにせず寝るようになったのです!
寝室を何度のぞいても、毎回、寝相が変わっていないんです。
こういう時どうしているか友人に訪ねたところ「時々、手で顔の向きを変えてるよ」ということでしたが、娘にこれをすると確実に起きてしまいギャン泣き間違い無しでした。
寝かしつけに苦労していたので、出来れば何度も起こすのは避けたいですよね。
そのうちまた寝相が悪くなるだろうと様子を見ていましたが、結局、この静止した寝相はしばらく続いたのでした・・・
結果:娘の後頭部が絶壁&尖ってしまいました ><
様子見をずっと続けたものの、娘の寝相はいつまで経っても良いままです。
するとある日、私たち夫婦は気が付きました。
娘の後頭部がまっ平ら、しかも頭頂部に向かってうっすら尖っていることに・・・
私達の気のせいかと思って、まじまじと見つめてみましたが、やっぱり何だか尖っています。
後頭部は定規で引いたように垂直で、もともと義父に似た横に広い頭部だったため、後ろからみると団扇みたいなシルエットでした。
ここまでいくと今更ドーナツ枕どうこう、というレベルではありません。
対応:低反発マクラで解消できました(一応)
そこで私達が購入したのは、低反発の子供用枕でした。
これなら頭部の形に沿った形状となるため、しっかり支えてくれます。
基本的に洗濯は不可のためカバーしか洗えないのは残念ですが、このおかげで今では殆ど問題ない状態になりました。
使っていくうちにヨダレや汗でシミだらけになりましたが、その頃には後頭部もそれなりに違和感が無くなっていたので、お値段分の価値はあったと思います。
今では大人と同じ枕を使いたがったり、枕から遠く離れた場所でゴロゴロ寝ているため、すでに手元にはありません。
結論:赤ちゃん用ドーナツ枕は万が一の保険です
私の失敗は、子供が寝返りを打たなくなった時点で、すぐにドーナツ枕を用意しなかったことです。
そうすればここまで絶壁にすることなく、その後も解決方法を調べる時間をかけることも、ちょっと高価な枕を購入する必要もありませんでした。
ドーナツ枕を購入し、寝相が悪くてほとんど使わなかったとしても、人形遊び等でオモチャにすればいいだけのこと。
重度の絶壁になると、専門外来に通う必要があったり、場合によっては手術することもあるそうです。
ドーナツ枕は千円もあれば買えるものですし、時短や節約の面でも買っておいて損は無いんじゃないかなと私は思いました。